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輪廻
幾年の年月は等しく流れ
未だに寒い季節は続く。

  冬は"私が始まった季節"だ

年明けの祝いも過ぎた頃に面倒を見てもらってる寺の本堂で仏像に祈る姿がある。
一心不乱にも見える彼女の心境は真っ直ぐなもので、今まで出会った人達が幸せに暮らしてるようにと祈っていた。日課になってるのだ。
水の化身と言えるだろうか、万物を浄化するその色に彼女の髪は染まっていた。藍の上衣を肩にかけて白衣に紺の帯、腰まで伸びた神力を籠めたような髪はゆるりとまとめられて。暫く祈っていたがその姿勢を深くして一礼した後に瞳を開いた。その瞳も青く。水晶の数珠が細かな音を立てて両手から片手に握られた。
立ち上がり外を見る。雪が銀世界を創りあげて太陽の光に反射された雪はキラキラと輝いていた。
「綺麗…」目を細めにっこりと微笑んでその景色を眺めた。

あの時の
あの光景は
こんな綺麗では無かったけれど。
――ズキン

あの光景……あぁそうだ

あの村で
雪の中で
その雪は
この色では
無かった。

背筋が凍る記憶、頭を振り痛くなるようなそれをはらった。

優しい人達、大好きな笑顔、温かい温もり、声…

思い出す、逆の事。

笑って、笑って、明るくなれ。

暫くうつ向いてると勢い良く空へ顔を上げ、大きく頷いた。
「私 は 今日も頑張り ます!」
聴こえますか、届きますか
どうか幸せな1日を
皆に皆に大きな1日を

満足気に目を輝かせて、街に買物に行く準備をする為に廊下を歩み出した。
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【2007/01/25 12:17 】 | 雑談 | コメント(0) | page top↑
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